戯言

こんにちは、莉都です。

今日はなんとなく考えたことをぽつぽつと書いていこうかなと思います。

良ければ読んでってください。


私、日頃から思うことがあって、それが

「才能が欲しかった」

ってことなんです。

才能、というより、突出した何かを持って産まれたかった。

可愛い顔、綺麗な歌声、明晰な頭脳、運動神経、なんでも良かったんです。


ただ、何か一つでいいから、「これだけは誇れる」という物が欲しかった。

でも現実では、何一つぱっとしないどころか、うつ病にもなって、起立性調節障害にもなって、むしろマイナス位の勢いで。


それがどうしようもなく情けなくて、憎かった。


クラスメイトや同級生が表彰される度に、

後輩が描けた絵を見せてくれる度に、

心のどこかで「あぁ、勝てないなあ」

と思う。

小学校の頃までは誰よりも頭が良くて、絵も上手かったはずなのに。


いつの間にかその「一番」の称号は剥げ落ちて、代わりに「平凡以下」のレッテルが積もってゆく。


私が持っていると信じてやまなかった才能なんて、所詮幻想に過ぎなかったんだ、と。


そう思い知らされる度に、酷く自分が嫌になってしまう。

産んでくれただけで感謝したい、でももっと色んなものを持って産まれたかった。


こんなに強欲なのに、自分からどうにかしようと動く事もしない。

ただあれが欲しい、これが羨ましいと喚くだけ。

つくづく嫌な奴だと思う。


こんな私がちゃんと大人になれるのだろうか。


あと5年もしないうちに私は大人になってしまうけれど、


きっと中身はいつまでも、

他人を羨むばかりの子供なんだろうと思う。


それでも時間は残酷に過ぎてしまう。

それが怖くて仕方がない。


大人になりたくない。

なれる気がしない。


未来が怖い。

現実が怖い。


夜が怖い。

朝が怖い。


いつまでもずっと、夢を見ていたい。

それはできない事だと分かっているけれど。



何が言いたいんだろうね